訪問バックに入れておくと役立つ3つのアイテム

[記事公開日]2020/11/03  [最終更新日]

訪問バックに何を入れておくといいですか?とよく質問されます。今回は私自身が訪問バックに入れておいて実際に役立った3つのアイテムを紹介したいと思います。

 

①穴あきのペットボトルキャップ

陰部洗浄や創部の洗浄時に使える必須アイテム。ご自宅に空のペットボトルさえあればキャップを付け替えることで洗浄用ボトルに大変身です。水圧強くしたい場合は穴を少なく、シャワー状にしたければ多めに穴をあけて対応できます。私のバックには「1つ穴のキャップ」と「5つ穴のキャップ」を各1つずつ入れてあります。

 

②簡易スリッパ、シューズカバー

訪問先によってはゴミ屋敷に近いご自宅もあり、衛生面や安全面を考慮してスリッパを使用することやシューズカバーを使って土足で訪問することもがあります。訪問してみてびっくりする住環境のこともあるので、バックに入れておくと良いかと思います。

 

③チャック付きポリ袋(ミニサイズ)

高齢者の訪問に行くと内服薬が何種類も出ていることが多々あります。一包化されていれば良いですが、PTP包装シートで出ていることが多いため利用者本人も看護師としても管理がしにくいです。服薬カレンダーを導入して服薬セットしてもカレンダーからひとつずつ薬を出すのも一苦労。そんなときにチャック付きポリ袋にまとめてセットしてあげることで取り出しやすく、看護師としても服薬状況が確認しやすいので便利です。

 

訪問看護は限られた資源を有効に使うことや日用品を上手に代用していくアイディアが必要となってきます。是非、今回ご紹介した3つのアイテムは役立つので訪問バックに入れてみてください。

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藤井 達也

藤井 達也

地元名古屋の大学を卒業後、聖路加国際病院の救命救急センターで看護師として働き始める。高齢者の最期の在り方について疑問を抱く中で、より深く意思決定の場面に関わっていきたいと考え、訪問看護の道へ。現在はウィル訪問看護ステーション江戸川にて訪問看護師として働きながら、教育、採用、管理業務の一端も担っている。
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