25歳で国立病院からのはじめての転職。
病棟での退院調整業務の中で気になった「患者さんの生活」
転職先選びのポイントは?
- 新人や未経験者の教育体制がしっかりしている
- 23区内で、特に中央線沿いの職場を希望
- 人間関係の良い職場
インタビューご協力者
森山志津香さん(26歳、正看護師) ※仮名
看護大学を卒業後、国立病院の神経内科に勤務。5年目のタイミングで兼ねてより興味のあった在宅領域で働くため、病院付きの訪問看護ステーションへ転職。
趣味・好きなものを教えて下さい!
ライブ鑑賞です! 好きなアーティストは『嵐』! ニノの斜に構えた感じが大好きです! ※写真はニノが実写版の主演をしていた『GANTZ』。転職前の訪問看護のイメージって?
訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?
神経内科で患者さんのご家族への指導をしていく際に、病院での在宅指導マニュアルには無いようなことも案内をしていく必要があり、自分なりに在宅での暮らしぶりを想像しながら勤務をしていました。
直接的な転職のキッカケとしては、病院で退院調整をしている時にうまくいかないケースをいくつも経験したことだと思います。
在宅での患者さんの生活ぶりを知ることで、より良い退院調整や継続看護ができる看護師になっていきたいと考えました。
訪問看護への転職時に不安はありましたか?
未経験で知らない領域だったので、不安は凄く強かったです。
訪問看護ステーションよりも病院の方が働き方は安定しているのではないかと自分なりに考えて、最初は病院の地域包括ケア病棟への転職を検討していました。
ただ、病院見学をしている間に、地域包括ケア病棟自体の取り組みが始まったばかりということもあり、まだどちらの病院も退院後への対応は十分にできていないような印象を受けました。
そこで、在宅看護・訪問看護で改めて検討をし直すことにしたという経緯です。
訪問看護への転職活動はどのように?
周りに地域包括ケア病棟や在宅看護に興味のある相談相手もいなかったことと、ホームページなどを見ながら自分で調べても職場の実態がよくわからなかったので、相談先として紹介会社を利用しながら転職先を探そうと思いました。
「訪問看護」で検索していた際に、たまたま在宅医療支援機構さんのサイトを見つけました。
その後は、担当して頂いた一和多さんに相談をしつつ、訪問看護で事業所選びをしつつ、転職をしました。
在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?
ありがたかった~(笑)。
私の性格や希望している働き方をちゃんと把握して、本当にピッタリな職場を紹介してもらえたと思っています。
一和多さんとの面談の時に、「(私と)似たような状況から、在宅看護に転職をした看護師さんが管理者をされている事業所がありますよ」といって、現在の職場を案内して頂けたことが印象的でした。
転職した職場はどうですか?
自分の希望した通りの職場で働けていると思います。
在宅未経験の中での転職だったので教育面を最も心配していたのですが、「3ヶ月間の同行訪問」や「頻繁に行われる多職種でのカンファレンス」、「プリセプターをしっかりと付けてもらえる」ことなど、未経験者でも安心して働ける環境だとしみじみと感じております。
また、先輩には在宅のベテラン看護師や認定看護師が多く、自分が未経験の症例や不安を感じる訪問のことなどを相談すると、しっかりとしたアドバイス・フォローをしてもらえていることも安心できるポイントだと思いました。
訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ
私は、病院と訪問看護での経験しかないのですが、病院と比べてその人の生活や考えをしっかりと見ながら看護を提供できる、在宅看護での働き方の方が自分には合っていたなと思います。
また、私のように臨床経験が短い看護師でも、しっかりとフォローを受けられる環境であれば、訪問看護の現場でも問題なく成長をしていけるだろうとも感じています。
在宅看護・訪問看護に興味がある人は是非、まず見学からでも検討をしてみて下さい!
最低10年以上は病棟で働いたベテラン看護師しか働けない職場だと思っていました。
周りに訪問看護をしている知り合いも全くいなかったので、働き方のイメージも全然ついていなかったです。