20代での大学病院からの転職。
学生時代からやりたかった訪問看護の世界へ!
転職先選びのポイントは?
- 職場の雰囲気や人間関係
- 看護観の合う働き方ができる
- 在宅でのスキルアップやキャリアアップ
インタビューご協力者

高山絵里さん(27歳、正看護師) ※仮名
九州で大学の看護学部を卒業後、都内の大学病院に勤務。5年間ICUと泌尿器科を経験した後、外来・訪問診療・デイサービス・訪問看護を提供するクリニックへ転職。
趣味・好きなものを教えて下さい!
趣味でピアノの演奏をしています!
特に『ショパン』のノクターンが好きです。 幻想的で優しい感じの曲が多く、聴いていてもとてもリラックスできます。

転職前の訪問看護のイメージって?
訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?

私は看護学生の時から「将来は訪問看護をやろう」と考えていたのですが、まずは看護師としての経験を積むために病院勤務を希望しました。
その後、病院のICUで働いていくなかで、「望まない治療」を受ける患者さんや「望まない最期」を過ごされる患者さんを多く目にしまして…。
そこで改めて、病院は患者さんにとって特殊な場所なのだと感じました。
看護師として自分が患者さんとどのように関わっていくかを考えた時、「その人に合った」「その人が望む」生活を支えることができる場として、在宅・訪問看護で働きたいなと考えました。
訪問看護への転職時に不安はありましたか?

正直、不安はありました。
病院と在宅とでは環境が全く違いますし、1人で訪問をしていくことへの不安感もありました。
私は看護師として6年目での転職だったのですが、「もっと病院で経験を積んでからの方が良いのかな?」とも思いました。
ただ、在宅医療支援機構の一和多さんから、
「20代でも受け入れてもらえる事業所や、20代の若い看護師を欲している事業所はたくさんあるよ」
といったアドバイスをもらえたことが、一歩を踏み出す勇気になったと思います。
訪問看護への転職活動はどのように?

私は出身も学校も東京ではなかったので、こちらでの知り合いも少なく、転職活動の相談相手がいない状態でした。
最初はネットを使って自分ひとりで訪問看護の事業所を調べていたのですが、やはりネットの情報だけでは全然わからなくって…(汗)。
それで、たまたま在宅医療支援機構さんのサイトを見つけて、「とりあえず話を聞いてみよう」と登録をしました。
それからは、私は在宅や訪問看護に絞った形で転職を考えていたので、その領域に特化をしている、こちら一社にご相談をしながら転職活動を進めていきました。
在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?

実際に訪問看護の現場を見てきた方や、日々訪問にまわられている訪問看護師さんから、訪問看護の業界や働き方について詳しくご案内をして頂けたことは、とても心強かったです。
正直、「訪問看護は20代でもできる」と言って頂けた一言がなければ、今でも病院に残っていたのではないかなと思っています。
また、私の希望条件を細かくヒアリングして頂いて、たくさんの見学を組んでもらえたことも良かったです。
職場の雰囲気がわかるように見学調整をして頂けたので、どの職場が自分に合っているか、しっかりと考えることができました。
その他にも、初めての転職活動でしたので、転職自体に対する不安も強かったんですね…。
履歴書や職務経歴書をしっかりとつくってもらえたことや、面接の準備を一緒にして頂けたこと、面接時に担当の一和多さんに隣にいてもらえたことは、とても安心感がありました。
転職した職場はどうですか?

自分に合っていると感じますし、とても良い職場だと思っています。
うちは訪問診療やリハビリもやっていて、医師・看護師・リハビリスタッフが一緒になって、患者さんのために話し合いながら働いている雰囲気がすごく好きです。
このフラットな空気は病院では感じづらかったものなので、とても新鮮に感じました。
もちろん、働いていて、わからないことや在宅の難しさに直面する場面もありますが、周りの医師や先輩ナースに相談をすることができるので、「1人で働いている」といった不安感は全くないです。
あと、周りのメンバーに勉強熱心な方が多いのも特徴で、皆さん積極的に学会発表をされたり、学校に通ったりをされています。
そのような環境なので、自分も色々なことを吸収してスキルアップしていこうと、自然と思えることも自分に合っていると思います。
訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ

私は看護師6年目で訪問看護の道に進みましたが、同じくらいのキャリアの方でも、訪問看護に少しでも興味があるのなら、一歩踏み出してみても良いのかなと思います。
仮にもし、訪問看護が合わなかったなと感じたとしても、そうしたらまた病院に戻ることもできますので。
不安な気持ちはすごくわかるのですが、病院とはまったく違う在宅の現場を、他の同年代の看護師さんにも経験をしてもらえると嬉しいです。

転職先
医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック
東京都世田谷区用賀2-15-5 朝日生命用賀ビル2F
看護学生の実習を経験した時から良いイメージを持っていました。
患者さんとじっくりとお話をしながら、その人に合った看護を提供できるのかなと。