臨床2年目の作業療法士の在宅への転職活動! 見学時に感じた「雰囲気」の大切さ 

転職先選びのポイントは?

  1. 勉強会への参加と仕事との両立が可能な職場
  2. スタッフ間のコミュニケーションが活発な雰囲気の良い職場
  3. 小児を含む、様々な訪問リハビリを経験できる職場

インタビューご協力者

鷲野結花さん(27歳、作業療法士)

一般大学を卒業後に作業療法士資格を取得。 新卒で小児リハビリを強みとしたクリニックで勤務をした後、転居のために退職。 転居先となる新しい土地で、かねてより希望していた訪問リハビリのキャリアをスタートする。

趣味・好きなものを教えて下さい!

スキューバダイビングです  18歳の時からはじめてほぼ毎年潜ってます。  沖縄綺麗な海に潜った時はとても感動しました! 

転職前の訪問リハビリのイメージって?

鷲野さん

学生時代に訪問の実習が無かったのでハッキリとしたイメージは持てていませんでした。 

 

ただ、就職したクリニックで勤務をしている中で、患者さんのご自宅の間取りも椅子の高さもわからない、といった情報不足な中でリハビリをしていくことへの不安が強かったので、訪問であればこういったストレスはないのだろうな…と思っていました。 

本人が生活している環境をみながら、1対1で向き合える訪問は働きやすいだろうなと。

訪問リハビリに転職をしようと思ったキッカケは?

鷲野さん

私は学生の時から「将来は訪問をやりたい」と思っていました。 

 

病院で実習を受けていた際、担当をしていた患者さんで「家に帰りたい」と言っていた方が自殺未遂をしてしまうことがあり、それが自分にとっても大きな衝撃でした…。 

病院内で管理をされる生活を望まない患者さんがいること、ご自宅での生活を支える働き方をしたいと考えた大きな転機だったと思います。 

 

その後、まずは経験を積むためにクリニックに勤めたのですが、プライベートな事情から2年目のタイミングで転居をすることが決まり、それであれば、少し早いけど訪問の世界に飛び込んでしまおうと考えた、といった経緯になります。 

訪問リハビリへの転職時に不安はありましたか?

鷲野さん

私は臨床経験が1年と少しでの転職だったので、自分の臨床経験で訪問が務まるのかな?といった不安はありました。 

また、実際に転職活動をする中で「臨床経験3年以上」といった条件から断れてしまうことも多かったので、「そんなに難しいのかな…?」と不安になったことを覚えています。 

 

また、訪問看護ステーションですと、病院に比べるとリハビリのスタッフ数が少ないこともわかっていたので、「相談する相手がいる環境なのかな?」「リハビリスタッフは自分一人になってしまわないかな?」といったことを不安に思っていました。 

訪問リハビリへの転職活動はどのように?

鷲野さん

最初はインターネットで情報収集をして、自分で直接問い合わせもしていたのですが、臨床経験が短いことでお断りされてしまうことも多く…(汗)。 

 

その後、大手の転職エージェントを利用したのですが、担当者との連絡が取りづらかったことや、「訪問希望」と伝えているのにも関わらず病院等を薦められるなど、総じて使いづらいなと感じていました。 

 

そんな時に「在宅」「訪問リハビリ」といったワードで情報収集をしていく中で、偶然『在宅医療支援機構』さんのページを見つけました。 

在宅に専門特化されているなら、こちらにも相談してみようと考え、その後は、こちら一本で転職活動を進めていきました。 

在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?

鷲野さん

訪問希望の自分にはとても合っていると感じました。 

 

担当して頂いたスタッフさんが、訪問看護ステーションの現場を知る方々だったので、具体的な働き方の実情や、これからの業界動向といった深い情報を教えてもらえた点はとても参考になりました。 

実際に、面談担当をして頂いた理学療法士の方から頂いたアドバイスは、その後訪問の現場に出るようになってからも役立っています。 

 

また、細かな点でいえば、 

・面接前に別日程で見学を組んで頂ける点 

・実際の面接に同席をして頂ける点 

も良かったかなと思っています。

転職した職場はどうですか?

鷲野さん

職場の雰囲気がとても気に入っています! 

 

人間関係も良いですし、施設全体の雰囲気が明るいので、いつも気持ちよく働けています。 

毎日掃除の方が入っているので施設全体がピカピカなのですが、その掃除の方に対してスタッフの皆さんが自然とお礼をいっている、そんな空気感がとても好きです。 

 

教育フォローの点も、先輩たちから面倒見よく丁寧に教えて頂けているので、安心して業務を覚えていくことができました。 

また、訪問看護ステーションだけではなく、老健も併設されているので、相談できるリハビリの先輩スタッフがたくさんいる点も安心感に繋がっているのかな? 

 

尊敬できる勉強熱心な先輩が多いので、自分自身の目線も上げてもらえているように感じます。 

訪問リハビリへの転職を考えている人へのメッセージ

鷲野さん

現場見学をすることと、見学時に感じたインスピレーションを大切にすることはオススメしたいです。 

 

私自身、インターネットでの情報では「良いな」と感じた職場も、実際に現場にいってみると「なんだか雰囲気が違うかな…」と感じることもありました。 

 

1対1で利用者さんと向き合っていく場面の多い訪問の仕事では特に、そこで働くスタッフさんとの雰囲気が合うかどうかも、働きやすさに大きく影響するのかと感じています。 

 

しっかりと自分に合う職場にめぐり会うことができれば、訪問リハビリはとても楽しい仕事ですよ! 

転職先

エルサ上尾訪問看護ステーション

埼玉県上尾市藤波3-266-1