「もう夜勤は無理!」といった理由で始めた訪問看護への転職活動【訪問看護転職事例】

公開日:2018/10/27 更新日:2024/03/05
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インタビュー協力者:
K.Tさん(41歳、正看護師)

社会人経験を経た後に看護師資格を取得。地方の二次救急病院と市立病院、都内のがん専門病院で10年以上の臨床経験を積んだ後、夜勤のない働き方を希望して訪問看護へ転職。

趣味・好きなものを教えて下さい!

美味しいものを食べることです!!! 特に焼肉が好きで、好物は『ハラミ』です(笑)。

※この記事はNsPace Careerの運営会社である在宅医療支援機構の人材紹介サービスを利用して転職した方のインタビューになります。

転職前の訪問看護のイメージは?

K.Tさん

私の場合は積極的に「在宅に興味がある!」といったことではなかったので、訪問看護に対するイメージも漠然としたものでした。

ただ、同じく看護師をしている姉も訪問看護の経験があって、「楽しかったよ」と言っていたのが頭の片隅にあったので、どちらかといえばポジティブなイメージは持っていたのかと思います。

訪問看護に転職をしようと思ったキッカケは?

K.Tさん

正直にいうと、「夜勤のない働き方がしたい!」といった理由が第一でした(笑)。

前職の病院でもう夜勤に疲れ切っていたので、日勤メインでの働き方を希望する中で、訪問看護が候補に挙がった形です。

いくつかの選択肢の中から訪問看護を選んだ理由として、まず、前職がガンの専門病院だったので、退院されていくガン末期の患者さんを多く見てきて、「退院後はどのような生活をされるのだろう?」といったことに興味がありました。

もう1つの理由としては、私自身が年齢的な意味で節目に差し掛かっての転職だったので、「これまで経験のない分野に挑戦しよう」と考えて、たまたま訪問看護が当てはまったといった感じです。

訪問看護への転職時に不安はありましたか?

K.Tさん

在宅に向けて準備をしてきていた訳ではなかったので、不安な点だらけでした(笑)。

まず、これまで自分が病院で培った知識や経験が在宅の現場で通用するのだろうか?といった点はすごく心配でした。

すぐ隣に医師がいない環境で働いたことも無かったので、大丈夫なのだろうか…と。

あと、すごく感覚的なものなのですが、利用者さんのお宅にあがることへのプレッシャーはありました。

「病院にお迎えする」のではなく、「利用者さんのお宅に入っていく」ことは、色々と感覚が違うのだろうなぁ…と。

訪問看護への転職活動はどのように?

K.Tさん

人材紹介の利用のみで、ハローワークやナースセンターは全く使わなかったです。

訪問看護への転職を検討する前は病院での転職を検討していたのですが、中々条件の合う職場が見つからなかったのと、紹介会社の担当者がとても押しが強い方で疲れてしまい…(汗)。

一時期は「転職を辞めようかな?」とすら考えました。

その後、訪問看護にも興味をもつようになりインターネットで色々と検索をしていた際にたまたま在宅医療支援機構さんのページを見つけ、訪問看護に詳しい方が運営をしているのなら、まずは一度話を聴いてみるだけでもいいや、と登録をしました。

その面談時に訪問看護について色々と説明をして頂けたのと、「まずは(面接ではなく)見学で、現場を体験してみは?」と案内をして頂けたので、段々と訪問看護のイメージを掴みながら、転職の気持ちを固めていくことができたと思います。

在宅医療支援機構での転職は(率直に!)どうでしたか?

K.Tさん

面接前段階で、事業所見学や同行訪問見学を組んで頂けた点、複数の訪問看護ステーションの現場を見ることができた点がとても有り難かったです。

もしそれが無かったら訪問看護への転職を決意することはできかったかと思います。

また、3つの訪問看護ステーションを見学させて頂いて、運営の仕方も経営母体もバラバラの3事業所でピックアップして頂いたので、「色々な訪問看護ステーションがあるんだ」ということを知ることができた点も良かったかな。

ただ、私が優柔不断な性格で、(どういったタイプの事業所が自分に合っているのか)決められなくなってしまい、そこは担当して頂いた一和多さんに相談をして頂けてとても助かりました。

あと、やり取りが主に『LINE』だった点も私にとっては有り難かったです。

他の紹介会社さんを利用した時は頻繁に電話がかかってくることがストレスだったので、こちらでは主にLINEでやり取りをして、電話は必要な時のみでの最低限だった点は良かったです。

転職した職場はどうですか?

K.Tさん

とにかくスタッフが良い方ばかりで、人間関係の良さが気に入っています。

実は、入職して最初の1ヶ月目は病棟と在宅との違いに色々と悩んでいた時期があったのですが、そんな時に管理者さんや先輩スタッフが親身になって相談に乗ってくれたことがとても嬉しかったです。

周りのメンバーのサポートがあったからこそ、最初のつらい時期を乗り越えることができたのだと思っています。

あと、条件面でいえば勤務時間が9時~17時で自分の時間をしっかりと確保できる点も気に入っています。

その日の訪問スケジュール次第で定時にあがれることもあり、病棟の時と比べて働き方ははるかに楽になりましたね。

訪問看護への転職を考えている人へのメッセージ

K.Tさん

考え込みすぎないで、まずは現場を見てみるのが良いのかなと思います。

私の場合は、最初から訪問看護への関心が高かった訳ではないので、訪問看護に詳しい人の話を聞いたり、見学を重ねたりしながら検討していきましたが、それでも全く遅くはなかったです。

あと、転職相談の際に担当の一和多さんか「もし訪問看護が合わなかったら、病院に戻ればいいですよ」と言って頂いて、その一言が自分の中ではとても大きかったです(笑)。

あまり深く考えすぎずに、気軽に情報収集から初めてみることをお薦めしたいですね。

ちなみに、実際に訪問看護で働いてみると、とにかく身体が楽!!!

夜勤のない規則正しい生活をしているというだけで、ご飯も美味しいし、快眠もできるし、良いことづくめでした。

私は「もう病棟勤務には戻れないな~」と思っていますね(笑)。

まとめ:転職先選びのポイント

  1. 管理者さんとのフィーリングが合う
  2. 幅広い年齢層のスタッフが在籍している
  3. 仕事とプライベートとのON/OFFがしっかりしている

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

「NsPace Career ナビ」は、訪問看護ステーションへの転職に特化した求人サイト「NsPace Career」が運営するメディアです。訪問看護業界へのキャリアを考えるうえで役立つ情報をお届けしています。

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