【看護師コラム】訪問看護ステーションにおける本当の意味での「営業」とは?

公開日:2017/08/09 更新日:2024/02/06
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看護師の落合です。

弊社は現役の訪問看護師が転職希望の看護師さんと面接をします。

転職希望の方は、病院から初めて訪問看護に転職を希望される方が多いのですが、
なかには訪問看護から別の訪問看護への転職を希望する方もいます。
その理由は様々ですが、先日「営業のノルマが嫌になったから転職したい」という方にお会いしました。

看護師は営業をするべきでしょうか?

看護師が営業をする事業所もしない事業所もあります。
立ち上げ当初は、地域の方への挨拶周りとしての営業が必要かもしれません。
立ち上げ以降も訪問件数が不足している時などは営業の役割を求める事業もあるようです。
なので看護師が営業をするべきかどうかは事業所の考え方や体制によって異なります。

しかし、私個人の考えとしては、看護師にとって一番の営業活動は日々の看護そのものだと思っています。

日々の看護を通して、患者さんや地域の多職種の方から「またお願いしたい」と思って頂ける看護をすることが、
もっとも大切なことではないでしょうか?

まずは目の前の看護の質を高め、その体制を確保する。
その次に初めて、自分たちの想いや活動を知ってもらえるような営業活動という順番の確保が必要です。

このような営業活動のイメージも、入職前後で想像していたものとのギャップが出やすい部分です。

訪問看護での転職に不安を抱える方は、まずは気軽にご相談を下さい!

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▼筆者

落合 実 (おちあい みのる)

▼筆者プロフィール

緩和ケア認定看護師|ウィル訪問看護ステーション所属

高校卒業後、勤労学生として福岡市内の有床診療所に勤務しながら看護学校へ進学。 准看護師、看護師の資格取得に合わせて有床診療所から大学病院、訪問看護ステーションと、施設の種類を変えながらも一貫して終末期患者の看護に従事。上京後は看護師勤務と平行してWEBデザイン学校や日本政策学校に通学し修了。現在は緩和ケア認定看護師として訪問看護に従事しながらウィル訪問看護ステーションの教育や広報、採用などの仕組み構築の一端を担う。

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記事投稿者プロフィール画像 NsPace Careerナビ 編集部

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